向上心のないものは馬鹿だ

ときどき、自分が嫌になるほど性格が悪いのではないかと思ってしまう。

面倒なことはすべて投げ出して、自分のやりたいことだけやりたい。

昔起きた出来事の原因が、まるでそのまま再現されているようで、
あのときあいつはこんな気持ちだったんだな、すまんかったって、
本気で思った。

だが、同時にありがたかった。
失わないと、大切なもんなんてほとんど気づかない。

向上心のある人が好きだ。
どんな形でも頑張ってる人は好きだ。
挫折しそうになっても、たとえその道をあきらめることになっても、
それで人生のすべてが終わるわけじゃない。
つまずいた数だけ、道は増えてるのかもしれない。

頑張ってない人ほど文句を言う。
たかが大学生が、長年いろんな人が時間をかけて導いてきた答えをくだらないと否定できるものか。
一度真正面から真剣に受け止めないと、それが正しいとか間違ってるすらわからないはずじゃないか。
真正面から受け止めた時にはじめて、これは本当にそうなのか？って疑問が出て、その疑問からまた新しいものが見つかっていくんじゃないのか？

否定するなと言ってるんじゃない。馬鹿の一つ覚えみたいに否定だけするんじゃない。
短所は裏返せば長所なのだ。
その逆もまたしかりだが。

誰かを頼ることは悪いことではない。
だけど、誰かに依存するのは悪いことだ。